最近「古米」が話題だけど、実際どんな味がするんだろう?
また、「古米ってどうやって炊けば美味しくなるの?」と悩むこともあるかもしれません。
令和の米不足により、今後古米を使うという場面が増える可能性大。
そんなあなたのために、古いお米でも美味しく炊き上がる方法や炊飯器の選び方を詳しく解説。
美味しいご飯を食べたいと思うなら、まずは炊飯器選びから。
令和最先端の炊飯器は、チート級においしくなったり時短できるものが多くラインナップ。
ほぼ、「待つのが仕事」かもしれません。
さらに、古米を美味しく炊くためのテクニックを知れば、日々の食事がもっと楽しみになります。
新しい炊飯器を探している方や、古米を美味しく食べたい方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
- 古い米が美味しくなる炊飯器3選!
- 人気の古米の美味しい炊き方まとめ
- 古米を美味しく炊くためのポイント
古米とは?その特徴を知る
古米は新米と比べて水分が少なくなり、炊き上がりがパサつきやすいというのが特徴。
長期間保存されることで風味が落ちることもあり、特に香りや味に変化が生じることが多いからです。
2025年に放出された政府備蓄米も、2021年~2024年にとれたお米だそうです。
しかし、適切な保存方法を実践することで、古米でも美味しくいただくことが可能に。
お米は湿気や直射日光を避け、涼しく乾燥した場所で保存することが推奨されます。
密閉容器に入れることで酸化を防ぎ、風味を保つことができます。
また、冷蔵庫で保存するのも一つの方法です。
具体的には、ペットボトルや専用の米びつに入れて保存するのが効果的。
これにより、湿気や害虫からお米を守ることができます。
古米の香りやパサパサ感への対策
古米は新米と比べて、香りが落ちたり、パサパサ感が出やすくなることが特徴です。
これは、古米が時間の経過とともに水分が抜け、デンプンの構造が変化するため。
「古米を炊くと、どうしても美味しくない…」と感じる方もいるでしょう。
しかし、適切な対策を取ることで、古米でも美味しいご飯を楽しむことができます。
まず、炊く前にお米をしっかりと研ぎ、古い米の表面に残る不純物を取り除くことが大切。
次に、浸水時間を通常より長めに取りましょう。
これにより、お米が水分をしっかり吸収し、炊き上がりがふっくらとします。
さらに、みりんやお酒を少量加えると、風味がアップし、香りが気になりにくくなります。
昆布や梅干しを一緒に炊くことで、うま味が加わり、香りが和らぐ効果も期待できます。
これらの対策を講じることで、古米の香りやパサパサ感を軽減し、より美味しく炊き上げることが可能です。
古米が美味しくなる炊飯器と選び方
ここからは、古米でも新米でもおいしくなる令和最新の炊飯器とその選び方について。
世間でいま注目されている炊飯器は以下の通り。
一つずつ丁寧に紹介していきます!
パナソニック おどり炊き SR-M10B
パナソニック おどり炊き SR-M10Bは、独自の「急減圧バルブ」による“おどり炊き”機能で、お米を激しく対流させ、ふっくらとした炊き上がりを実現。
特に、古米でも新米のような甘みと香りを引き出す技術が魅力です。
さらに、0.5合から対応する「少量コース」や、4種類の食感炊き分け機能により、日々の食卓に多彩なご飯を提供。
操作性も向上し、大型液晶とタッチキーで直感的な操作が可能です。

良い点 | 気になる点 |
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古米でもふっくらとした炊き上がりを実現 一人暮らしや少人数の家庭にも◎ 食洗機対応で、日々のお手入れが楽 3年保証の内釜(遠赤ダイヤモンドハードコート) | モードによっては時間がかかる 初めて使用する際の設定がやや複雑 |
>>パナソニック おどり炊き SR-M10Bの口コミを見てみる
ちなみにパナソニックからは、最高峰モデルの炊飯器と銘柄米の定期購入サービスがあるのを知っているでしょうか。
炊飯器は、約9,600通りの炊飯プログラムから、ご家庭のお米に合わせたふっくら最適な炊き方に自動調整してくれる最高峰モデルがレンタル可能。
銘柄米については、魚沼産コシヒカリや、新之助、ゆめぴりかなど全国50以上の人気銘柄米の中から好きなものを自由に選んで毎月6合分届くというもの。
新品の最高級炊飯器を安く使い倒したい方、実質無料でおいしいお米も食べたい方に地味に役立つサービスです。
\極上炊飯器と新米をゲット/
象印 炎舞炊き NW-NA10
象印 炎舞炊き NW-NA10は、独自の「ローテーションIH」技術により、激しい対流を生み出し、お米一粒一粒をふっくらと炊き上げ。
「わが家炊き」機能で、81通りの炊き方から家族の好みに合わせて炊き加減を自動調整。
新米でも古米でもどんな銘柄でも自分好みに炊くことができます。
象印の炊飯器の最大の魅力が「炎舞炊き」。
毎日のご飯が、まるで料亭のような味わいに変わります。

良い点 | 気になる点 |
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「炎舞炊き」技術により、古米でもふっくら 多彩なメニューで様々な食感が味わえる 毎回洗うのは2点のみ 3年保証の内釜 | モードによっては時間がかかる 本体が重く移動がやや大変 |
タイガー 炊きたて ご泡火炊き JRI-A100
タイガー 炊きたて ご泡火炊き JRI-A100は、土鍋のような炊き上がりを目指した圧力IH炊飯器。
独自の「遠赤9層土鍋かまどコート釜」と「ソレノイド式多段階圧力機構」により、強火で一気に沸騰させ、泡の力でお米一粒一粒を包み込むように炊き上げます。
これにより、古米でも新米のような甘みと香りを引き出し、ふっくらとしたご飯に仕上がりに。
また、炊き分け機能や少量炊きにも対応しており、日々の食卓を豊かに彩ります。

良い点 | 気になる点 |
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炊飯後時間が経過してもみずみずしさを保持 冷凍ご飯用メニューあり 毎回洗うのは2点のみ(食洗器OK) 3年保証の内釜 | モードによっては時間がかかる 初めて使用する際の設定がやや複雑 |
>>タイガー 炊きたて ご泡火炊き JRI-A100の口コミを見てみる
古い米が美味しくなる炊飯器の選び方
お米の状態を見極める炊飯器は、古い米を美味しく炊くために重要な役割を果たします。
炊飯器には、炊飯時にお米の水分量や温度を適切に調整する機能が備わっているものがあります。
これにより、古米特有のパサつきや香りを軽減し、ふっくらとした仕上がりを実現。
特に、最新の炊飯器にはお米の種類や状態を自動で判断し、最適な炊き方を選択する機能が搭載。
例えば、圧力IH炊飯器は高温で炊き上げるため、古い米でも芯までしっかりと熱が通り、もちもちとした食感が得られます。
また、蒸気を利用して水分を保持しながら炊くタイプの炊飯器も、古米のパサつきを抑えるのに効果的。
「古い米だから美味しく炊けないかもしれない…」と悩む方もいるでしょうが、炊飯器の選び方次第でその心配は解消されます。
お米の状態を見極める炊飯器を選ぶことで、古米でも新米のような美味しさを楽しむことができます。
古い米を美味しく炊くためのポイント
古米を美味しく炊くためには、次のようなポイントが重要とされています。
- 優しくお米を研ぐ
- 浸水時間をしっかり取る
- みりんやお酒で風味をアップ
- 昆布や梅干しを使った炊き方
- 竹炭やお餅を使った工夫
一つずつ詳しく紹介していきます!
優しくお米を研ぐ
優しくお米を研ぐ方法は、古い米を美味しく炊くための重要なポイント。
お米を研ぐ際には、力を入れすぎずに、指の腹を使って軽く回すようにしましょう。
「お米が割れてしまうかもしれない…」と心配になる方もいるかもしれませんが、優しく研ぐことでお米の表面を傷つけず、旨味をしっかりと保つことができます。
最初に水をたっぷり注ぎ、さっとかき混ぜて最初の水を捨てることで、お米の表面に付着したぬかを効率的に取り除けます。
この作業を数回繰り返すことで、透明になるまで水を替えると良いでしょう。
また、研ぎ終わった後はすぐに炊飯器にセットするのではなく、しばらく浸水させることで、よりふっくらとした炊き上がりが期待できます。
このように、優しくお米を研ぐことで、古米でも美味しいご飯を楽しむことができます。
浸水時間をしっかり取る
浸水時間をしっかり取ることは、古い米を美味しく炊くために非常に重要です。
古米は新米に比べて水分が少なく、乾燥しているため、炊く前に十分に水を吸収させる必要があるから。
これにより、炊き上がりがふっくらとし、パサパサ感を軽減できます。
「古い米だから美味しく炊けないかも…」と感じる方もいるでしょうが、適切な浸水時間を取ることで、その心配を解消できます。
浸水時間は一般的に30分から1時間が目安です。
特に寒い季節には、浸水時間を少し長めにすることで、より効果的に水分を吸収させることが可能。
また、浸水後は水をしっかり切り、新しい水で炊くことをおすすめします。
これにより、古米特有の匂いを軽減し、風味豊かな炊き上がりを実現。
古米の炊き上がりをふっくらさせるためには、十分な浸水時間を確保することが鍵となります。
みりんやお酒で風味をアップ
みりんやお酒を使うことで、古米の風味をアップさせる方法があります。
古米は新米に比べて香りが薄れ、パサつきが気になることがあるため、風味を補うことが重要。
みりんやお酒には、糖分やアルコールが含まれており、これらが古米の香りを引き立て、ふっくらとした食感をもたらします。
炊飯時にみりんやお酒を少量加えることで、米の甘みが増し、より豊かな風味を楽しむことができます。
具体的には、炊飯器に入れる水の一部をみりんやお酒に置き換える方法が効果的です。
みりんやお酒の量は、米1合に対して大さじ1杯程度が目安。
ただし、好みに応じて調整してみてください。
これにより、古米特有のパサつきや香りの薄さをカバーし、美味しいご飯を炊くことが可能。
古米を炊く際には、みりんやお酒を活用することで、風味豊かなご飯を楽しむことができるでしょう。
昆布や梅干しを使った炊き方
昆布や梅干しを使った炊き方は、古い米を美味しくするための効果的な方法。
まず、昆布は旨味成分であるグルタミン酸を多く含んでおり、これをお米と一緒に炊くことで、古米特有のパサつきや香りを和らげ、深い風味を引き出します。
昆布は炊飯器の水に浸し、炊飯が終わったら取り出すのが一般的。
また、梅干しは酸味があり、これが古米の香りを抑える効果があります。
梅干しを一緒に炊くことで、さっぱりとした風味が加わり、食欲をそそるご飯に仕上がります。
昆布や梅干しを使う際は、塩分に注意し、味のバランスを考えることが大切。
これらの食材を活用することで、古い米でも美味しく炊き上げることができるでしょう。
昆布や梅干しを使う炊き方は、古米の風味をアップさせるための実用的な方法です。
竹炭やお餅を使った工夫
竹炭やお餅を使った工夫は、古い米を美味しく炊き上げるための効果的な方法です。
竹炭は、炊飯時にお米の臭いを吸収し、さらにミネラルを与えることで風味を向上。
炊飯器に竹炭を入れるだけで効果が得られるため、手軽に試せるのが魅力です。
一方、お餅を加える方法は、お米に適度な粘りと甘みを与え、ふっくらとした炊き上がりを実現。
お餅は小さく切って炊飯器に入れると良いでしょう。
古米特有のパサパサ感が気になる方には特におすすめ。
これらの工夫を取り入れることで、古い米でも美味しいご飯が炊けるようになります。
竹炭とお餅の効果を活用し、風味豊かでふっくらとしたご飯を楽しみましょう。
古い米を活用したレシピアイデア
古い米を美味しく活用するためには、その特性を活かしたレシピを選ぶことが重要。
古米は新米に比べて水分が少なく、パサつきがちですが、その特性を逆手に取ることで、料理の幅を広げることができます。
例えば、古米のパサつきはチャーハンや炊き込みご飯に適しており、これらの料理では米の粒立ちが良く、味が染み込みやすいという利点があります。
具体的には、チャーハンでは古米のパサつきが油とよく絡み、パラパラとした食感を楽しむことができます。
また、炊き込みご飯では、古米が調味料や具材の風味をしっかりと吸収し、深い味わいを引き出します。
これにより、家庭での食事がより豊かで満足感のあるものとなるでしょう。
古米に関するよくある質問
古米についてよくある質問、疑問は以下の通り。
- 古米と新米の違いは?
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古米と新米の違いは、主に収穫後の時間経過によるものです。
新米は収穫後1年以内のお米で、香りが豊かでしっとりとした食感が特徴。
一方、古米は1年以上経過したお米で、香りが弱く、ややパサついた食感になります。
- 古米は健康に悪い?
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基本的には健康に悪影響を及ぼすものではありません。
主に風味や食感が新米に比べて劣るとされますが、栄養価自体は大きく変わりません。
適切に保存されていれば、健康に影響を与えることはありません。
古い米が美味しくなる炊飯器と古米の美味しい炊き方でお米を楽しむ!
本記事で紹介した、古い米が美味しくなる炊飯器は以下の通り。
新米はもちろん、これから手にする機会が多くなるかもしれない古米に備えて、今のうちに買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
仮に同じように考える方が増え、炊飯器買い替えブームが到来すると品薄になる可能性もなきにしもあらず。
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。