日光の老舗ブランド「金谷ホテル」。
東照宮や神橋にほど近い日光金谷ホテルと、中禅寺湖畔の森に抱かれた中禅寺金谷ホテル。
同じ「金谷」でも、立地も体験もけっこう違います。
この記事では、温泉の有無、朝食、客室の雰囲気、眺望、アクセス、価格帯などの違いを徹底解説!
最後まで読めば、「カップル旅行」や「家族旅行」それぞれに最適な答えが見つかりますよ。
- 日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違いまとめ
- 日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの共通点
- 口コミまとめ
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日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違いまとめ
まずはじめに、日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違い一覧が以下の通り。
比較項目 | 日光金谷ホテル | 中禅寺金谷ホテル |
---|---|---|
立地・周辺 | 神橋近く、東照宮・大谷川・憾満ヶ淵へ好アクセス(街歩き型) | 中禅寺湖畔の森に囲まれた静かな環境(滞在・自然満喫型) |
温泉・大浴場 | 館内に温泉なし/大浴場なし。貸切「ファミリーバス」(有料)あり | 温泉あり(奥日光湯元からの引湯)。内湯+露天風呂あり |
眺望 | 街並み・森ビュー中心 | 中禅寺湖&森ビュー |
客室・内装 | 歴史的洋館のクラシックな趣。部屋ごとに意匠が異なる | ログキャビン調の山荘リゾート風で木の温もり |
朝食・食事 | 伝統のフレンチ。メインダイニングで朝食 | 伝統の金谷フレンチを湖畔のダイニングで |
アクセス | 東武日光駅からバス等で神橋方面へ/世界遺産エリア至近 | 東武日光駅から車・路線バス。駐車場無料 |
価格帯(目安) | 中~やや高め(クラシックホテル体験に価値) | 中~やや高め(湖畔立地+温泉付) |
館内施設 | レストラン、ラウンジ、バー、季節の屋外プール等 | レストラン、ラウンジ、ギフトショップ、温泉 |
静けさ | 観光地中心部のにぎわいを感じる立地 | 森の静けさが強い |
カップル適性 | 記念日ディナー・バーで大人時間 | 露天&サウナ→湖畔さんぽでスローな二人時間 |
ファミリー適性 | 観光地周遊しやすい/館内見学も楽しい | 温泉・自然体験/無料駐車場で車旅に便利 |
Wi-Fi | 客室・館内で提供(詳細は館に準拠) | 館内ほぼ全域でWi-Fi利用可 |
歴史・ブランド | 1873年開業、日本最古級のリゾートホテル | 同ブランドの湖畔リゾート支店 |
続けて、主要な違いを一つずつ詳しく解説していきます!
立地・周辺環境の違い
日光金谷ホテルは神橋近くに位置し、東照宮をはじめ世界遺産群の観光拠点に最適。
徒歩や短距離バスで名所をテンポよく回れます。
中禅寺金谷ホテルは中禅寺湖畔の森に佇むロッジ調のホテル。
観光よりも「滞在そのもの」を楽しむ流れになりやすく、朝夕の静けさと自然に包まれます。
温泉・大浴場の違い
日光金谷ホテルは館内に温泉および大浴場はありません。
ただし、有料の貸切風呂が用意されています。
中禅寺金谷ホテルは、奥日光湯元からの引湯による露天風呂があります。
温泉を楽しみたい方は、中禅寺金谷ホテル一択となるでしょう。
眺望の違い
日光金谷ホテルは、街・森の景色が中心。
歴史的建築や館そのものの雰囲気を愛でる楽しみが強いでしょう。
中禅寺金谷ホテルは、湖と森が主役。
客室やテラス、ラウンジから中禅寺湖の気配を感じられます。
客室タイプ・内装の違い
日光金谷ホテルは、1873年創業の系譜を受け継ぐクラシック洋館。
棟や部屋ごとに個性があり、調度品や意匠が旅情を高めます。
中禅寺金谷ホテルは、ログキャビン風の温かい木質感。
山荘リゾートの落ち着きがあり、自然と調和した雰囲気です。
食事の違い
食事は両館とも「金谷フレンチ」が柱。
日光金谷ホテルは、本館メインダイニングでクラシックなコースや百年ライスカレーを楽しめます。
中禅寺金谷ホテルは、湖や森を望む窓辺で季節のコースを、温泉後にゆったり味わえるのが魅力でしょう。
静けさ・過ごし方の違い
日光金谷ホテルは、観光中心地ゆえ日中の人流は多め。
そのぶん夜は館のクラシックな空気感を楽しむ「大人の時間」に。
中禅寺金谷ホテルは、森と湖の静けさを感じる滞在。
露天→星空→暖炉ラウンジの流れが定番です。
建物の歴史・リニューアル
日光金谷ホテルは、日本最古級の西洋式リゾートホテルとして国際的にも知られ、ブランドストーリーが濃い印象。
中禅寺金谷ホテルは、同ブランドの湖畔版として、自然を活かした「金谷流フレンチ+温泉」が持ち味です。
価格帯・コスパの違い
両館とも中〜やや高めの価格帯ですが、中禅寺金谷ホテルの方が、日光金谷ホテルよりもリーズナブル。
日光金谷ホテルは「クラシック体験」の付加価値、中禅寺金谷ホテルは「温泉+湖畔立地」の価値で満足度が決まる印象です。
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの共通点
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルのどちらに泊まっても楽しめる共通点は以下の通り。
- 金谷ブランドの伝統的フレンチを両館で楽しめる
- 洋食ベースの朝食で一日の始まりを上質に演出
- 非日常感ある建物と物語性(クラシック×リゾート)
- カップル・ファミリーとも相性◎
2つの金谷ホテルは「同じ味・異なる舞台」。
共通して「金谷フレンチ」と上質な洋朝食、物語性のある滞在体験が楽しめるでしょう。
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルはどっちがおすすめ?
選び分けのカギは「温泉の有無」「観光か滞在か」「眺望」。
ここでは、それぞれの旅の目的に合わせておすすめの人やシーンをまとめました。
- 世界遺産めぐり中心で“歩ける拠点”が欲しい
- 歴史的洋館のクラシックな雰囲気を堪能したい
- ディナーやバーで大人の記念日を演出したい
- 温泉は外せない
- 湖と森の静けさの中で、ゆっくり過ごしたい
- 露天×星空×静けさの中、大切な人と時間を共有にしたい
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの口コミまとめ
宿泊した人の声をもとに、口コミをまとめてきました。
- 「温泉の硫黄泉、露天が気持ちいい!湯上がりに湖畔散歩が最高」(中禅寺)
- 「朝食&伝統フレンチが安定の満足度。クラシックな雰囲気が特別感ある」(両館)
- 「世界遺産観光に便利で、短時間でも名所を回れた」(日光金谷)
- 「館内は歴史を感じる。古さは味として楽しめる人向けかも」(日光金谷)
- 「無料駐車場&静けさで家族旅もしやすい」(中禅寺)
観光拠点×クラシック体験の日光金谷ホテルと温泉×自然の中禅寺金谷ホテル。
口コミもこの二軸で評価が分かれる印象です。
日光金谷ホテルと中禅寺金谷ホテルの違いを理解して良き旅を!
2つの金谷は「同じ味・異なる舞台」。
日光金谷ホテルは、神橋・東照宮エリアに寄り添う立地が最大の魅力です。
歩いて歴史と向き合い、館に戻ればクラシックな装飾と物語性が迎えてくれる。
観光の密度とホテルの風格を両立させたい旅に強いでしょう。
温泉はないものの、有料の貸切風呂でひと息つくこともでき、夜はバーで静かな大人時間へ。
翌朝はメインダイニングで洋朝食を楽しみ、再び世界遺産散策に出かける流れが心地よいです。
一方、中禅寺金谷ホテルは温泉が主役。
湯元からの引湯で身体を温め、露天で森の風に当たり、ラウンジで火の揺らぎを眺める。
そんな「滞在そのものを味わう」体験ができます。
朝は湖畔の光に包まれ、金谷伝統のフレンチで日を始める。
観光は行くなら行く、でも行かなくても満たされるのが湖畔リゾートの強みです。
- 記念日ディナーを重視するカップル
- 世界遺産や華厳の滝など“見せたい景色”を詰め込みたいファミリー
- 星空露天やサウナ→ラウンジの“余白”を楽しみたいカップル
- 休みの“質”を上げたいファミリー
どちらを選んでも金谷ブランドは共通して頼もしく、旅の「芯」になります。
最後は、「温泉の有無」と「旅の主役(観光 or 滞在)」で決めるのが後悔のない選び方でしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
ありがとうございました。